【著者】 |
家島彦一 著 |
【価格】 | 880円 (本体800円+税) |
【発売】 | 2013年12月24日 |
【仕様】 | 単色刷/A5変型判/92頁 |
【ISBN10】 | 4-634-35028-9 |
【ISBN13】 | 978-4-634-35028-1 |
イスラーム世界を往来した多くの旅人たちの記録のなかでも、傑出した評価をもつイブン・ジュバイルとイブン・バットゥータが残した旅行記をもとに、人々を異境の交流に奮い立たせたものはなんであったか、旅を可能にしたイスラームのネットワークとはいかなるものであったのか、とくに、12世紀半ば以降、マグリブにおいてメッカ巡礼熱が高まり、リフラが紀行文学の一つのジャンルとして発達したのはなぜかを考えること、そして最後に代表的な二人の「旅」という行為に対する基本的な考え方の違い、旅人の心象や思考についても明らかにする。 |
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