【著者】 |
永井晋 著 |
【価格】 | 2,200円 (本体2,000円+税) |
【発売】 | 2023年6月30日 |
【仕様】 | 単色刷/四六判/200頁 |
【ISBN10】 | 4-634-59134-0 |
【ISBN13】 | 978-4-634-59134-9 |
中国から伝わった象棋は、日本独自の駒とルールにつくり直され、将棋として根付いていった。平安時代の宮廷で高貴な人々が観て楽しんだ将棋は、寺社で大将棋へと発展し、武家社会でも合戦と結びついた兵戯として、また処世の一つとして広まってゆく。賭将棋に熱中する武士や僧、富裕な都市民も多く、しばしば幕府に禁じられたが、日常的な遊戯となって、現在の40枚制将棋が成立する。出土駒や史料をもとに、日本文化として将棋が形成されていく歴史を明らかにする。 |
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