【著者】 |
稲野強 著 |
【価格】 | 880円 (本体800円+税) |
【発売】 | 2014年3月11日 |
【仕様】 | 単色刷/A5変型判/108頁 |
【ISBN10】 | 4-634-35056-4 |
【ISBN13】 | 978-4-634-35056-4 |
ハプスブルク家のマリア・テレジアとヨーゼフ2世の母子君主は、啓蒙思想一色の18世紀にどのようにしてヨーロッパ屈指の伝統と権威をもつ王朝と国家を守ったのだろうか。そして彼らは目的をはたすために、どのように改革と外交を推進したのだろうか。また、そうした政策に母と子の価値観の相違はどのように投影されたのだろうか。それらの解明をとおして18世紀における中・東欧地域の複雑な様相とその時代状況を浮き彫りにする。 |
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